ATFは耐熱温度を超えないこと

2011.08.22

ATFは、ATの血液といえるもので、ATFの状態が悪くなると、本休のATを壊してしまうことさえあります。最近のATFは、10年以上はもつので交換は不要とまでいわれているようですが、これには「正常な状態で使用していること」という条件があります。ATFには、約80℃という平熱がありますが、それ以上温度を上昇させてはダメなのです。といっても、普通に使用していても、これ以上になることはしばしばありますが、クーリングシステムがあるのであまり心配はいりません。しかし、ATFというのは、耐熱温度に大変きびしい反応を示します。ATFの温度が、100℃を超えると、ATFとしての機能が、著しく劣化を始めますので油断は禁物です。きっと、このときのAT内部では、ATFが泡立った状態になっていることでしょう。さらに、この高温状態でクルマを使い続けると、気泡は体積を増して、湿式多板クラッチはスベリ始め、ひどくなると焼き付くこともあるのです。ここまでくると、事態は最悪です。定期的な交換が必要になります。さらに、これらの原因から、スラブンやゴミなどがATFストレーナに詰まってしまうと、ポンプで必要量のATFを吸い上げ、ATFをAT内部に万遍なく送り込むことができなくなります。このためATFの温度の上昇を防ぐことができなくなってしまいます。しかし、いつATFが高温になり、劣化したのかは分かりません。そのために、ATFストレーナとATFは、定期的に交換する必要があるのです。電子制御式ATでも、マニュアル制御式ATでも、必ずATFが使用されていますから、同様に取り扱う必要があります。これで、ATFがATを壊す理由が理解できましたか。でも、本当に壊しているのはドライバー自身なのです。ATFを5万キロ以上も交換していないクルマは、きっと汚れているはずです。ATFとATFストレーナを交換することを奨めます。ATFの温度が上昇すると、オイルの粘性が低下して各部にトラブルが発生しやすくなります。色、粘度、異臭などでユーザーでも劣化の状態を判断することができます。

(参考中古車種一覧)
Goo-netのアルト中古車情報
http://www.goo-net.com/usedcar/SUZUKI__ALTO/index.html

Goo-netのRX−8中古車情報
http://www.goo-net.com/usedcar/MAZDA__RX-8/index.html

Goo-netのGTR中古車情報
http://www.goo-net.com/usedcar/NISSAN__GT-R/index.html

Goo-netのアウディ中古車情報
http://www.goo-net.com/usedcar/AUDI/index.html