FXとe為替ワラント

2011.06.30

FXは通貨の先物です。では通貨のオプションもあるのでしょうか?答えは、「あります」。ですが、個人投資家が売買できる商品ではありません。では、FXの場合は、日経225のように、先物とオプションを組み合わせたヘッジを効かせた取引はできないのでしょうか。実はできるのです。それも日経225よりも1桁以上少額からできます。これぞ私が提案する「究極の外貨投資法」です。この手法はどの本にも書かれていません。まあ、FXの本もほとんどない上に、ワラント(eワラント、カバードワラントなど)の本はさらにないのですから当然でしょうが…。何をするかというと、先はどの日経225の先物とオプションの手法とまったく同じことをするのです。つまり、FXの損失を為替のeワラントでヘッジするのです。「ワラントって何」と思った人(ほぼ全員かもしれませんね)のために、eワラントの説明をします。eワラントとはオプションを証券化した有価証券で、決められた期限(満期日)までにある一定の価格(権利行使価格)で売買する「権利」のことをいいます。つまり、ある期限まで(例えば6月20日)に米ドルをある価格(例えば100円)で買う(あるいは売る)権利のことです。この場合、もし6月20日にドル/円レートが105円なら、100円で買った方が安いので、この権利はすごく高い価値があることになります。でも、ドル/円レートが95円なら、この権利は何の価値もなくなります(普通に買えば95円で買えるものを、わざわざ100円で買うバカな人はいないでしょ)。eワラントは「コール」と「フット」の2種類があり、コールは買う権利、フットは売る権利です。つまり米ドルが上がると儲かるのがコール、下がれば儲かるのがフットです。米ドルeワラントとは、円/ドル為替レートに連動するように設計された債券(米ドルリンク債)を対象とするカバードワラントです。これを上手く使ってFXの損失をヘッジするのです。FXで米ドルを105円で買いました。この時、もし米ドルが100円より下がったら大きな損になると思うなら、100円の米ドルプットを購入しておくのです。100円の米ドルプットは、米ドルが100円より下回ると大きな価値となります。これでFXでの損失をカバーできます。もし、米ドルが110円となったら、購入した100円の米ドルプットは価値がなくなります。しかしFXで利益が出ているので、このフットの購入金額を差し引いても利益が出るので問題ありません。eワラントは数千円〜数万円程度で買えます。いつもeワラントでヘッジする必要はありませんが、大きな取引をする時に少し不安だなと感じたら、eワラントを購入する方法があるということを思い出してください。eワラントは朝9時〜夜の23時50分まで取引できます。これもサラリーマン向けですね。株投資に比べて、為替取引は仕事が終わってから悠々と取引できます。まるでサラリーマンのために作られたような金融商品ですね。しかも、数万円からプロと同様の手法が使えるのです。こんな夢のような商品は、他を探してもありません。