原因箇所の特定が難しい陸屋根

2012.01.07

鉄筋コンクリートの建物では屋根の種類も数少ないが、木造となると十数種類ある。この屋根は本来雨を防ぐために造られるものであるが、雨もりのする屋根がある。出来上がってから何年も過ぎて雨もりのするものは建物全体が古くなってあちこちと部材が傷み出したためなのでやむを得ない場合もあるが、新築後まもなく雨もりのするのは工事が悪いからである。雨もりのする屋根の型は「陸屋根(ろくやね)」といって表面が水平に近い場合の屋根に最も多いが「越尾根(こしやね)」、「鋸屋根(のこぎりやね)」、「入母屋屋根(いりもややね)」、「差掛屋根(さしかけやね)」などにもまれに見られる。

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この越屋根や、鋸屋根、入母屋屋根、差掛屋根などは、雨がもってもその原因がほとんどすぐわかるが、陸屋根だけはなかなかわからない。天井裏から見て雨水が流れてくるからその上の方だろうなどと考えてみても、その上が原因であったためしがない。どこからともなく雨水が入ってきてたまたま雨水がそこから出て来たにすぎない。