タモと青森ヒバは理想の造作材

2011.08.27

本物のタモは、木目がはっきりして、美しい木である。特に模様が美しく出る。タモは、ナラやブナと同じ広葉樹の堅木である。無垢のタモのドアを吊り込むときでも、氷がしっかりしているので、ドアの重さに負けることがない。何度も述べているが、造作材とはドア枠、窓枠、幅氷、回り縁などに使う木のことである。特に洋間などは、これらの造作材に同じ木目のタモを使うと美しいものである。また、ドアの枠だけでなく、ドアそのものにもタモの無垢材を使うと、高級感も出てくる。さらに、クローゼットの扉、造り付け家具にも無垢のタモ材を使う。システムキッチンの戸扉にも、同様に使う。室内のデザインに使う木を、同じタモ材で統一し調和を図ると、美しいだけでなく、高級で贅沢なものになる。タモにも、板目と木目がある。そして、青森ヒバはヒノキ科の木であり、香りが素晴らしく、ヒノキチオールを含んでいる。虫を寄せ付けず、そこからアトピーの薬まで開発されているという。健康的で素哨らしい木である。木目もおとなしく、品よく美しい。抗菌作用にも優れ、カビが生えないので、まな板にも適している。浴室の壁や天井に張ると、温泉にでも来たような気分になれる。もちろん結露などしない。この青森ヒバを造作材全てに使えば、大変美しい部屋になる。贅沢かもしれないが、ドアも青森ヒバの無垢にできれば理想的である。青森ヒバやタモの造作材と、木くずを固めてビニールシートで張った造作材を比べると、そこに天と地ほどの差があることは否めない。